ひょうごのはなし

大阪生まれ大阪育ちの私が、仕事を通じてすっかりはまったひょうご五国の魅力を食を中心に伝えていくブログです。

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【元祖ぎょうざ苑】餃子×味噌だれ発祥の店で「隠し味が隠れてない餃子」を食べる【飲食店紹介】

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【味噌だれ発祥:元祖ぎょうざ苑】

 今日は元町・南京町にある「ぎょうざ苑」のはなしを。

 神戸には餃子を味噌だれで食べる、という文化があるんですが、その文化の発祥の店です。

 過去には「スマステーション」で「並んででも食べたい餃子」として取り上げられたり、つい先日も「ちちんぷいぷい」に取り上げられたり「関西ウォーカー」に掲載されたりとにかくメディアも大注目の餃子専門店。

現在のオーナーで3代目。

競争の激しい立地で長年人気店であり続けるすごい店です。

【歴史が紡いできた物語もスパイスのひとつじゃないの】

 大阪・新世界にいったら昔に比べてほんとに「串カツ屋」だらけになりましたが、いくつかの名店の知名度が伸びて、そのおこぼれを捕まえようといろんな店が乱立。全て行ったわけではないですが、やはり「なんじゃこれ」な店も増えてしまう。

 南京町も似たようなところがある気がします。

 愛着のあるおっさんのたわごとにはなるんですが、どうせなら「物語がある」店に行ってほしいなーと思います。

 店に染み付いた歴史もスパイスのひとつ。物まねの店や、本物になりそうな店でもOPENしたてではどうしても手に入らない貴重な価値です。

 

 いつも通りなかなか本題には入らず「南京町紹介」から~。

 

【南京町のどのあたりにあるのー?】

 さあ、やってきました。南京町。今日は東(大丸側)から入りますー。

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 以前横浜の友人に「え?これを中華街っていってるの?駄目だよ。こんなの”中華通り”だよ」とプライドむき出しで噛みつかれたことがあります。

 たしかにあちらさんと比べると規模は小さいですが、こっちは”南京町”じゃい!

 あとこっちは通行人への声かけ&呼び込みが「関西人&中国人」によっておこなわれるのでなんかめっちゃ賑やか。

 東南アジアのマーケットのような賑わいを感じます。

 私が歩いているときにはカップルにむかって「今日は暑い!きみたちをこれから待っているのはこの暑さが原因の地獄やで!でもかき氷があったら大丈夫や!どや!?」ってかき氷を売ろうとする人もおってもう関西らしくてたまらんわーええわーと横目でちらり。みんなこのエリアのノリ、雰囲気を楽しんでてええ空間。

 

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 販売機までこんなことに。

 ちなみに上に書いてる「全家ファミリーマート」、中国のファミリーマートってことらしいです。中国法人が海外に出店してる感じなのか日本法人によるFCなのかは不明。

 

てこてこ歩くと町の中心の広場に。

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ここで写真撮ってる人、よく見ます。

と、広場の横に設置されている看板を何気なく見てみると・・・

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 あっ元祖ぎょうざ苑さん!!(真ん中上の餃子持ってる方がオーナー)

 

 この広場からもう少し西側へ行くと餃子専門店「ぎょうざ苑」さんがあります。

 斜め前に神戸コロッケさんなんかがあるあたりです。

【店舗外観】

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 寄り道しすぎて、やっとこさ到着。

 表で持ち帰り用の餃子販売のテーブルが出てるのが目印です。

 

【焼き餃子がいかに生まれたか】

 「焼き餃子」という食べ方自体、日本人が考えたものだってご存じでしょうか?

 戦時、満州へ行っていた日本人の方たちが中国にあった「水餃子」をアレンジして作り出した食の文化なんです。残った餃子をなんとか日持ちさせれないか、というところから出てきたアイデアとのことで伺いました。

 当時の中国では餃子を「赤酢」「黒酢」で食べるという文化があったそうですが、当時の日本人は日本への望郷の思いもあり日本の調味料で餃子を食べる風習が出来ていったようです。その中でぎょうざ苑の初代オーナーは、餃子を味噌で食べておられたそうです。

 

 戦後その文化を日本に持ち帰った人たちが、日本で広めていきました。

 その中で焼き餃子を「酢」で食べていた文化が王将などチェーン店の影響で広がっていきました。ラー油を足す、という文化も最初はなく「辛みがあるほうがごはんがいっぱい食べれる」という理由でラー油が足されたそうです。

 

 味噌だれを広めたぎょうざ苑さんも初代オーナーが「辛いものが好きだったから」ということで一味を入れられたらしいのですが、今では味噌だれ、といえば一味が入ってるし、上記の理由からもしぎょうざ苑さんが早々に全国チェーンになっていたら今頃日本の焼き餃子のスタンダードは「味噌だれ」だったかもしれない、と思うと面白いですよね。

 今でも一部の地域の「昔っからの餃子好き」の方は酢だけで餃子を食べるらしいです。

【そろそろ餃子をいただこう・・・】

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てことで焼き餃子どーん!

1.5人前です。

皮もちもちー。

で中がなんと・・・

「A5級神戸牛」9%強

残り90%強が「神戸ポーク」

いや、もう贅沢すぎ。

「隠し味は神戸牛」って商品名に書いてあるんですが、この割合ってもう全然隠れてへんやん、と思います。

美味しい+「神戸の素材を味わえる」っていう点が近隣グルメの方はもちろん観光客にもおすすめできるポイントです。

【味噌だれ】

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 そしてテーブルの上に味噌だれ。

 「一子相伝 秘伝のたれ」です。

 「一子相伝」と言われれば「北斗神拳」しか知りませんでした。

 現オーナーはケンシロウポジションですね!

 これに酢と醤油を混ぜて食べます。

 ユリアとのマリアージュ。

【にんにく】 

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 じゃん。真ん中に鎮座されますは「にんにく」様です。

 そうです!ここぎょうざ苑さんの餃子にはにんにくが「隠し味程度」にしか入ってないらしいんです!

 なので、「餃子食べたいけど、この後夜景見にいって今日こそは彼女とキスするんだ・・・!」と意気込んでいるカップルも安心して食べれます。(鼻が敏感な彼女の際は要注意)

 「にんにくなしの餃子など余は認めぬ!!」っていう方はばしばし入れれます。

 このおかげで仕事の合間に立ち寄れるのでビジネスマンにも本当にありがたい点です。

 北斗の拳でいえば・・・ん・・・なんや・・・

【ラー油】 

ただ・・・

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 「日本でただ1軒、ラー油を置かない」餃子専門店とのことですので「ラー油マニア」は事前に了承してから訪問しなければストレスが溜まりそうです。

 ただラー油なくても十分!

 味噌だれ自体の味がしっかりしてますので是非伝統を味わって頂きたいです。

【ジャジャ麺】 

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価格帯はこんな感じです。

「あれ?餃子専門店やのにこの”ジャジャ麺”ってなに?」と思われた方もおられるかもしれません。

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 すっかり混ぜてから写真撮ってしまいましたが・・・

 岩手県中国の盛岡市のご当地グルメなんですが元々は中国の家庭料理だとか。

きしめんみたいな平たい麺の上に「肉みそ」と茹でキャベツが乗ってます。

 それをまぜまくって食べます。

 シンプルな料理ですが、これも美味しい!

 餃子には白ごはん!とも思うのですが、ぎょうざ苑にくると「せっかくやし・・・」とついついこれと餃子のセットにしてしまいます。

 「ジャージャー麺」と似ていて、ちょっとずつ違う不思議な魅力。

 

【お土産に買えるよ!】

 そんなぎょうざ苑さんの餃子を持ち帰り用にした「極み餃子」は店でも購入できますが冷凍食品を持っての観光はちょっと気が引ける、という方もおられるかと。そんな方は最近新神戸駅でも購入できるようになりましので、旅行にきて美味しかったら帰り新幹線乘る前に。

 またまた出張で神戸から出かける際の話題のあるお土産に。ぜひ。

1kg超入り  神戸っこ餃子満福セット

1kg超入り  神戸っこ餃子満福セット

 

 

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